『NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 読書感想文とは、いったい「何」で、どのように書いたらよいのか?』
今から考えてみますと「 読書感想文 」というものが、そもそも「何」で、「何を期待されている文章」なのかが、そもそもわからなかったような気がします。オヤジやオフクロにきいても、「はてね?」という感じだった。
「オマエ、アホか、と・・・本を読んで、自分の思ったこと(感想)を書くのが、 読書感想文 で期待されていることだろ」
今になって考えてみれば、これがもし仮に「自分が読んだ面白い本を友達におすすめする文章を書いてよ」と言われたら、少しはわかる気がすしますし、もうちょっと気楽にかけた気がするのです。まぁ、相変わらず苦手だったでしょうけれど、でも、「少しはまし」だった気もする。
この話は後日談があって、いつでしたか、かなり大人になってから、あるとき、「 読書感想文 が得意だったというある方」に、同じような話をしたら、こんな内容の趣旨のことを教えてもらいました。
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#2024/08/07
http://www.nakahara-lab.net/2012/11/post_1894.html
中原淳